保護者から投稿   第38回 保護者代表



 私は、桝村の祖父、山口と申します。
今、ここに河村部長、各クラスの監督、コーチの皆様、父兄の皆様、ご列席の上、加藤、諌山、古垣、桝村の4名がオール有野台野球部を卒団する日になりました。
振り返ってみますと、約4年前、野球教室に参加し、晴れてオールの一員として、ご指導頂くことになりましたのは、つい先日の様に思われます。
右も左も判らない、キャッチボールも満足に出来ない子供達を、夏はうだるような暑さの中、冬は裏六甲から吹き下ろす寒風の中、叱咤激励、ほめる、なだめる、大変な事だったと思われます。
御自分たちの貴重な時間、体力、気力を使われ、ご指導下さいましたことに、心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
月日が流れて、4、5年生となり、試合が出来るようになりました。6年生になった時は、5年生の力を借りなくてはなりませんでした。
苦しい時期も続きましたが、チームワークも徐々に生まれ、チーム力も上昇してきているのが、実感できるようになりました。
そして、1個目のメダルを手に出来ました。
最後の北区長旗杯では、前回、負けたチームと対戦し、見事、リベンジを果たし、前進を続け、その中での北五葉戦は、強く印象に残る試合となりました。
相手主砲に一発を浴び、苦戦。しかし、プロ野球でも年に何回しか見られない、スリーラン、ソロと連続ホームランで逆転し、一発を浴びた主砲から三振を取って、勝利をつかむ事が出来ました。
結果は、準優勝でしたが、6年生が頑張れたのも5年生の皆が支えてくれたおかげです。
5年生の父兄の方々にも、車の送迎など、お世話になり、心からお礼申し上げます。
オールの部長はじめ、各クラスの監督、コーチの皆様も卒団生の子供達が成長し、中学、高校と進み、野球を続け、レギュラー選手となり、背番号をもらい、新聞に名前が載った時、「この子は、自分自身がノックして育てた」、「バッティングを教えた子だ」と、人々に言える日を心待ちにしておられると思います。
皆様の夢が、現実になることを期待しています。初心貫徹、最後まで野球をやり抜いて欲しいです。
最後に先日の部長杯、天候にも恵まれて楽しい一日となり、本当にありがとうございました。
試合は、6年生が貫録を見せ、加藤君の高々と上がる一発。諫山君のライナーのホームランと最後に相応しい光景で打たれたピッチャーも納得の笑顔。
小さい子供達も、ダイビングキャッチあり、ファインプレーあり、決勝戦では守備位置につく時に、ヘッドスライディングをしたり、土にまみれれ、円形になって、お菓子を頂き、本当に楽しい時間を味あわせて頂きました。
この様子を見て、オール有野台野球部は、今後も増々発展するであろうと確信致しました。
子供達を優しく育ててくれた、これからも育ててくれるであろう、有野東小学校のグランドに感謝し、河村部長、河本監督、コーチの皆様、ご父兄の皆様のご健康をお祈りして、御礼の言葉とさせて頂きます。ありがとうございました。

第38回卒団生 父兄代表 山口 孝明