第44回 保護者から投稿




6年生保護者を代表して、ご挨拶させて頂きます。
オール有野台44回生 6年生のみなさん、保護者の皆様、ご卒部おめでとうございます。
今日という日を迎えることが出来たのも、河村部長をはじめ、監督、コーチの皆様の熱い思いとご指導があっての事と、本当に感謝の気持ちで一杯です。
コーチ会議等で熱く意見をぶつけ合って頂いたのも、「何とか勝たせてあげたい」という思いから。。。
本当にありがとうございました

さて、6年生の皆さん
こうして本日、卒部の日を迎えたわけですが、オール有野台での練習、試合、野球はどうでしたか?
楽しかったこと、辛かったこと、出来るようになったこと、やり残したこと… いろんな思いがあると思います。
結果を振り返ってみると、18勝16負け1分け…
みんなは、どう思いますか?技術的なこと等は抜きにして、私は見ていておもしろいチームだったと思います。
ボロ勝ちしたと思ったら、ボロ負けしたり、また接戦だったり…
子供達のいろんな顔を、いろんな試合をみせてくれて、楽しませてくれました。
コーチ的には、「どうやったら勝たせてあげられるだろう」と頭を悩ませるチームだったかもしれませんが。
特に最後の神戸市長旗争奪大会の高川原戦は、1点差で負けましたが6点取られて、もう、ダメかとあきらめかけたところから、みんなでつないで、6点取り返すというドラマのような展開で、相手チームに冷や汗をかかせることが出来ました。
子供達も今までにないくらい、大きな声を出し、コーチや保護者も最高に盛り上がったベストゲームだったんじゃないかと思います。

6年生のみんなに私から一言ずつ思いを言わせて頂けたらと思います。

大空は、キャプテンとして、プレーでもメンタル面でもチームを引っ張てくれました。
車出しの車の中では、野球の話はせず、ずっとみんなの恋バナの中心になっていました。
あじさいロードレースで、「美羽、女一人やから」と豚汁が冷たくなるまで、帰りを待っていてくれたことは忘れられません。
このチームのキャプテンが大空で本当に良かったと思います。

蔵之介は、副キャプテンとして、良く声を出しチームを引っ張てくれました。
細身の体で、なぜかデッドボールがよく当たる蔵之介でしたが、ラグビーをしているときは、良くモジモジしていて、美羽に「あっち守って」と言われ、「は い」と動かされていましたが、オールでは声を出して、しっかりと挨拶もできるようになっていて、驚いたことを覚えています。
蔵之介が野球をしなければ、美羽が野球をすることもなかったでしょう。

航大は副キャプテンとして、また、扇の要のキャッチャーとして、良く頑張ってくれました。
ポジション上、怒られることも多く、泣いたり辛いときもあったと思います。
航大が怒っている時は、ピッチャー返球が早くなるのですぐに分かります。
航大が打ったり、ランナーを刺したりした時は、チームもすごく盛り上がって、チームのマスコット的な存在だったと思います。

大輝は、バッティングでもピッチングでも守備でも、チームを良く助けてくれました。
最後の高川原戦では、同点劇の幕開けとなるツーベースを打ってくれたり、私の中では大輝が一番攻撃も守備も安定して、安心して見ることが出来ました。
たまには、恋バナを聞くだけじゃなく、自分の恋バナも聞かせてな。

大将は、チームの長距離砲として、チームを引っ張てくれました。
四番としての期待とプレッシャーは大変だったと思います。良く怒られて泣いていましたね。
最後の試合では1点差せまるホームランも打ってくれて、オールの四番は、大将しかいないと思いました。

響生は、チーム唯一のサウスポーとして貴重な働きをしてくれました。
6年生の後半は、先発で投げることが多くなり、何度も試合を作ってくれました。
響生がピッチングする時の「うっ」いう声が印象的でした。
試合の時は、いつも何かのプレッシャーと戦っていたように思いますが…良く、頑張ってくれました。

翔太は、外野のオールラウンダーとしてチームを助けてくれました。
部長杯では、攻守とも大活躍でMVPをとりました。
最後の試合で負けた時に、翔太が悔しくて泣いていた姿が忘れられません。
いつも荷物を持ってくれたり、気が利いて、優しい翔太がオールの「モテる男、ナンバー1」です。

佳凛は、チームではなかなか試合に出られなかったけど、それでも毎回試合に参加してくれました。
佳凛が初めて唐櫃戦でサード線にヒットを打った時、三塁審が田中コーチで口を押えて、目を潤ませていたのを覚えています。
女子野球でもきれいなセンター前を打って、打つも守ものもすごく成長したと思います。

最後に美羽。オールで野球を始めて3年。野球のことで本気で怒ったことが2回ありました。
「ラグビーをやめて、野球がしたい」と言った時と、試合中にマウンド上で泣いてしまった時でした。
安東コーチにも怒って頂いたお陰で、今は泣くこともなくなり強くなったかな?と思います。
ヒットを打てるようになり、ピッチングも出来るようになって、成長していく美羽をオールで見るのが楽しみでした。
ただ、主審のコールに首をかしげるのだけは、やめてください。

安積さん、松永さん、安東さんの三役をはじめとする、お母さん方には、お茶出しや車出し、チーム行事の準備など本当にありがとうございました。
お母さん方の協力があったからこそ、子供達は楽しく野球が出来たと思います。
たくさんのご苦労もあったと思いますが、頑張って頂いて感謝しております。

いつも写真を撮って頂いている北畑さんにもお礼を言わせて頂きたいと思います。
私も写真は撮っていますが、みんなと一緒になって喜んでしまい、一番いいタイミングを逃してしまうことがあったので、北畑さんがいる時は、とても安心出来ました。本当にありがとうございました。

最後に、6年生のみんなへ
これから、みんなの試合を見ることが無くなると思うと、少しさみしく思います。
野球を楽しんでいたのは、みんなだけではなく、私も同じだったと改めて気づきました。
きっと、みんなのお父さん、お母さんも同じだと思います。本当に楽しませてくれて、ありがとう。
これからもオールで教えてもらった野球や礼儀、挨拶、お世話になった方々への「ありがとう」の気持ちを忘れずに、これから先も頑張ってください。

平成29年12月
44生保護者代表 太良木 寿人

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